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UUI(切迫性尿失禁)は過活動膀胱という病気が原因で起こることがよくみられます。

過活動膀胱の主な症状として、尿意切迫感や昼間/夜間の頻尿もみられます。

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UUI(切迫性尿失禁)とは

突然 、強い尿意を感じ、トイレに間に合わずにもれてしまう

  • 力を入れていないのにもれる
  • トイレに駆け込もうとして、目の前で間に合わない
冷たい水に触れて ドアノブに触れて

尿もれには、腹圧性尿失禁という症状もあります。

腹圧性尿失禁は、加齢、骨盤底筋のゆるみなどが原因で起こります。なお、UUIと腹圧性尿失禁の2つが合併する「混合性尿失禁」もあります。

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咳やくしゃみ、大笑いをするともれる

重い荷物を持ち上げた時にもれる

  • 力を入れていないのにもれる
  • トイレに駆け込もうとして、目の前で間に合わない
力んだ時に くしゃみをした時
横山修 先生

監修医の声

UUI(切迫性尿失禁)は治療をせずにいると症状が進行してしまう可能性があります。
気になりだしたら早めに、 医師に相談しましょう。

福井大学名誉教授 (医学部泌尿器科学講座)

横山修 先生

尿もれで悩んでいるのはあなただけではありません。

40歳以上で過活動膀胱症状を持つ男女のうち、UUI(切迫性尿失禁)がある割合

40歳以上で過活動膀胱症状を持つ男女のうち、UUI(切迫性尿失禁)がある割合。 男性40歳以上で過活動膀胱症状を持つ男女のうち、UUI(切迫性尿失禁)がある割合。 女性

本調査における過活動膀胱の条件

排尿回数:1日8回以上

尿意切迫感:週1回以上

対象:全国の住民台帳から地区と都市規模で層別化した2段階抽出法で抽出した40歳以上の男女10,096例(解析対象4,570例)
方法:排尿症状、QOL・影響度、医療経済・受診行動、基本的な特性の4部から成る質問票を郵送し、対象者の回答を解析した。

本間之夫ほか:日本排尿機能学会誌 14(2):266,2003より作成

尿もれで受診する方は多くいらっしゃいます。

診察では問診と簡単な検査のみを行う場合が多く、視診や触診への心配は不要です。
身構えて診察にくる必要はありません。問診と尿検査を行い、医師がより詳細な検査が必要と判断した場合、腹部エコー検査を行うことが一般的です。

横山修 先生

福井大学名誉教授(医学部泌尿器科学講座)
横山修 先生

[ 所属学協会 ]
日本老年泌尿器科学会、日本排尿機能学会、日本泌尿器科学会、日本排尿機能学会、日本女性骨盤底医学会、日本脊髄障害医学会、日本老年泌尿器科学会、日本Men's Health医学会、日本アンドロロジー学会、日本排尿機能学会