尿もれ受診についての医師と患者の声
UUI(切迫性尿失禁)の相談は、珍しいことではありません。
尿もれは珍しい症状ではありません。実際に多くの方が病医院を訪れています。
気軽にご相談を。
医師は尿もれで悩む方の相談をよく受けています。
気軽に相談してください。
- デリケートな問題のため、「恥ずかしい」、「医師には相談しにくい」と思ってひとりで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
たとえば、過活動膀胱の40歳以上の女性のうち、その2/3はUUI(切迫性尿失禁)で悩んでいるというデータがあります1) 。あなた以外にもたくさんの方がUUI(切迫性尿失禁)で悩んでいます。
- 医師は尿もれで悩む患者さんの相談をよく受けていますので、恥ずかしがらずに気軽に相談してください。
1)日本排尿機能学会が実施した疫学調査(日本排尿機能学会誌14(2):266, 2003)

横山修 先生
尿もれを相談してくれた患者さんをご紹介
相談して良かった!という患者さんの声が多く届いています※個人の印象・意見であり、すべての方が同様の意見とは限りません
(55歳主婦) 以前から喘息もちで、咳をするときに尿漏れがあり悩んでいました。内科医の先生から尿漏れ改善体操も教えていただいたのですが改善せず、先生のすすめで泌尿器科を受診しました。
内診があるのではないかと不安でしたが、問診と尿検査ですんだのでほっとしました*)。問診の際には、ネットで調べた症状をプリントアウトして、自分に当てはまる部分に印をつけて先生に伝えたところ、「わかりやすいですね」と言ってもらえました。先生は私をしっかり見ながら話を聞いてくれて、イラスト入りのチラシを使って、目でわかるように説明してくれました。
専門の先生の前に、かかりつけの医師に雑談のように相談してみるのもいいと思います。恥ずかしがらないことが大切ですね。*)過活動膀胱の診察では、問診のほかに「検尿」「超音波検査」「尿流動態検査」「パッドテスト」などが必要に応じて行われます。
(67歳会社員) 最初はとても惨めな気持ちになりました。とても恥ずかしく、話すこと自体が惨めに感じられて、医師に相談するのにも抵抗がありました。でも、家の中では何とかできても、仕事などで外出しているときになってしまうととても困るので、決意して受診することにしました。
相談は、「お小水を急に我慢できなくて漏らしてしまう」とそのまま話すことからはじめました。先生は包み込むように聞いてくれて、私の話に共感してくれたので、恥ずかしい気持ちが減りました。また、落ち着いた語りかけで、女性がかかりやすい症状であることや、普段からの心掛けなどを丁寧に説明してくれて、緊張せずにすみました。
ひとりで考えこまず、まずは悩みを聞いてもらう気持ちで行くと良いと思います。
(57歳主婦) 水分をなるべく取らないように努力しても、車で出かけて急にトイレに行きたくなったり、買い物から帰ってきて家の前に立つと気が緩んでしまったりと、不便だし家族に迷惑をかけるし、とにかく出かけるのが楽しくなくなっていました。
尿失禁については以前からCMなどで知っていたのですが、本当にそんなに多くの人がこの症状に悩まされているのか不安でした。
医師の対応は本当に丁寧で優しく、特別な症状ではないことがよくわかりました。たぶん過活動膀胱だと思うのですが、という切り出しで、頻度とかどんな時に困るのかなど細かく相談しました。診察室の雰囲気がとてもよく、うなづきながら話を聞いてくれ、ちゃんと私の方を向いて説明してくれました。
みんなに起こること。特別なことではありません。
(53歳会社員) 尿失禁はデリケートな問題なので、やはり恥ずかしさで相談するのにはなかなか勇気がいりました。しかし、仕事中に急に尿意をもよおしたらと思うとかなりのストレスになります。私は毎日のストレスに耐えられなくなって、相談してみようと思いました。
担当の先生はアットホームな感じの方で、雰囲気がよく、思っていたよりも話しやすかったです。悩みをわかってくれて、症状などもしっかり聞いてくれたので安心しました。また、よくわからなかった症状を説明してくれて、対応法も教えてもらいました。
毎日ひとりで悩むよりも、先生に早めに相談してよかったです。
(59歳主婦) やはり排尿のことで病院にかかるのには、医師はじめ看護師さんなどに現状を話さなければならないので「恥ずかしい」という気分が先に立ちます。実際にかかってみるまで、同じ症状で困っている方がこんなに多いなんて想像できませんから。
たまたまですが、私がかかった泌尿器科の先生が尿漏れの専門医だったので、状況をとてもよく理解していただけました。また、看護師さんも検査に手馴れていて、恥ずかしさをできるだけ少なくする工夫がなされていました。
きちんと聞いてくれて「大変でしたね」と言ってくれました。「女性には多いですよ」と教えてくれました。加齢なども原因のひとつだとわかりました。
私と同じように悩んでいる皆さん、ひとりで苦しんでいないで、思い切って病院に行くことをおすすめします。
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